北九州市の教員採用試験では、模擬授業、集団討議、個人面接が実施されます(一般選考)。
模擬授業の概要は、以下の通りです。
○ 6人程度を1グループとした、集団での模擬授業を行います。
○ 試験会場入室後、与えられた問題を基に、授業構成メモを10分間で作成します。(問題によっては、同時に資料を配布することがあります。)
作成した授業構成メモは、持ち帰ることができません。
○ 試験区分ごとの出題教科等は次のとおりです。
試験区分 出題教科等
小学校教員(小中一貫枠を含む)
国語(第4学年・第5学年・第6学年のうちいずれか)
算数(第4学年・第5学年・第6学年のうちいずれか)
中学校教員
特別活動「学級活動」
特別支援学校教員
知的障害である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校の各教科(算数科)
養護教員
特別活動「学級活動」
○ 教師役の模擬授業の一人あたりの持ち時間は5分間です。事前に作成した授業構成メモに基づき「導入」から授業を進めてください(始業のあいさつは除く)。所定の時間が経ったら試験官からやめるよう指示があります。授業を5分間にまとめる必要はありませんのでご注意ください。
○ 教師役は必ず、黒板を用いて板書を行ってください。但し、使用できる教具は、黒板、チョーク、定規に限ります。
○ 教師役の受験者以外は、児童生徒役となります。これらを含め、30~40人程度の児童生徒がいる想定で授業を行ってください。特別支援学校教員については、3~5人の知的障害のある児童生徒がいる想定で授業を行ってください。
○ 教師役は、児童生徒役を最低1~2回は指名し、発言を求めてください(※受験者以外の架空の指名については、お控えください)。児童生徒役は、教師役の指名により、短く発言(返答)してください。
○ 児童生徒役の離席を伴うような指導は禁止します。
○ 模擬授業終了後、板書事項を速やかに消してください。
集団討議の概要は、以下の通りです。
○ 模擬授業終了後、同じグループで集団討議を行います。
○ 討議直前、討議のテーマを記した用紙を配付します。用紙は、討議中の記録用紙として使用して構いません。なお、用紙は、持ち帰ることができません。
○ 与えられたテーマに沿って討議を進め、最終的にグループとしての結論をまとめ、発表します。
○ 討議時間は結論の発表を含め、5分間×人数です。目安として、5分ごとに合図を出します。
○ 集団討議の進め方や役割分担の決定については、全て受験生に任せます。