北海道・札幌市が求める教員像は、以下の通りです。
・教育者として、強い使命感・倫理観と、子どもへの深い教育的愛情を、常に持ち続ける教員
・教育の専門家として、実践的指導力や専門性の向上に、主体的に取り組む教員
・学校づくりを担う一員として、地域等とも連携・協働しながら、課題解決に取り組む教員
(令和7年度(2025年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査実施要領)
上記の要領では、「面接検査」は「教員としての使命感や倫理観等をみる。」と記載されています。
過去には、個別面接試験の評価方法・基準が公開されています。
平成30年度の個別面接検査評価基準を紹介しましょう。
以下の項目ごとに評価され、A~Eのどれかで評価されます。
A、C、Eの基準が示されており、BはAとC、DはCとEのそれぞれ中間になります。
目次
態度・誠実さ・倫理性
動作・礼儀・服装・身だしなみ・応答の仕方等から、社会人としての品性や基本的な素養等について判断するとともに、教師として児童生徒、保護者、同僚等から信頼されるかどうかを評価するものです。
表現力
自分の考えを正しく、論理的で分かりやすく説明しているかどうかを評価するものです。
判断力
質問事項について、正しく理解し、専門性を活かして的確な判断をしているかどうかを評価す
るものです。
意欲・情熱
教員志望の理由が明確であり、教職に対する意欲・情熱をもっているかどうかを評価するもの
です。
指導力 模擬授業(養護教諭以外)
学校種別に応じた各教科や特別活動の内容に関し模擬授業を行い、応答を通して対応能力も観るなどして授業の実践的指導力を備えているかどうかを評価するものです。
指導力 場面指導(養護教諭)
日常の教育活動における具体的な問題事例への対処の仕方について、実践的な対応能力や指導力を備えているかどうかを評価するものです。
- 総合評価
上記の各項目の評価に基づいて、総合的に判断。
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