仙台市の教員採用試験では、教育実践力面接試験が行われていましたが、令和3年度(令和2年度実施)から変更されました。
現在は集団討論が実施されています。
以下は過去の教育実践力面接試験例ですが、現在は実施されていません。
平成31年度仙台市立学校教員採用選考実施要領によると、第2次選考の中で、「教育実践力面接」が実施されました。
その内容は、以下のようになっています。
主な評価の観点は、以下のとおりです。
- 授業構想力を身に付けているか
- 授業実践力を身に付けているか
- コミュニケーション能力を身に付けているか
上記で「※13その他・・・」の「指導案様式」は以下のように示されています。
教育実践力面接をもっと知りたい
教育実践力面接について、仙台市のサイトでは、もう少明し詳しい説明があったので、そこから、概要をご紹介します。
まず、当日指定された教科・単元の1単位時間の指導案を作成します(作成時間40分)。
留意すべき事項は、以下のとおりです。
- 作成時間が限られているため,1単位時間の流れと狙いを達成するための手立てが面接官に分かるよう簡略化した指導案にすること
- どのような学習活動を行うのか,明確に記載すること
- 指導上の留意点は,ポイントを押さえて簡潔に記入すること
作成した指導案について、面接で質疑応答がなされます。
そして、その指導案による授業について、起こり得る様々な場面で、どう対応するかについても質問されます。
ですから、実際に模擬授業を行うわけではありません。
過去の出題例について
平成30年度の採用試験を振り返った資料が公表されています。
作成時間など、条件が多少変わっていることに注意しながら、出題例を見ると、参考になるはずです。
「教育実践力面接 指導案作成課題」の個所をご覧ください。
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