福岡市の教員採用試験では、模擬授業と個人面接が実施されます。
模擬授業は、以下の構成になっています。
学習指導案作成 (30分程度)
1単位時間分の略案を、提示する問題及び資料をもとに作成します。
模擬授業
学習指導案に関して、30人程度(特別支援学校教諭では4~6人程度)の児童生徒がいる想定で実施します。
口頭試問
学習指導案及び模擬授業に関して実施します。
学習指導案作成について、以下のような説明があります。
教科書等をコピーした資料を、同時に配付します。(問題によっては、資料を配付しないことがあります。)
〔留意点〕
・配付された問題及び教科書等をコピーした資料をもとに、1単位時間分の略案を作成してください。1単位時間とは、小学校教諭及び特別支援学校教諭(小学部)は45分間、中学校教諭、特別支援学校教諭(中学部)及び高等学校教諭は50分間とします。
・個人資料の持ち込みは、一切禁止です。
模擬授業について、以下のような説明があります。
問題文の中にある指示に沿って、10分間授業を行ってください。
〔留意点〕
・作成した学習指導案と教科書等のコピーのみ使用してください。教具類の持ち込みは、一切禁止です。
・黒板又はホワイトボードを使用し、必ず板書をしてください。
(模擬授業で使用する教室は、電子黒板ではありません。)
※ 特別支援学校教諭(小学部・中学部)については、黒板またはホワイトボードを必ず1回は使用してください。(板書に限らない。)
・模擬授業中、評定員が児童生徒の立場から意見や質問をした場合は、その質問に対応した指導を行ってください。
・作成した学習指導案と教科書等のコピーは、持ち帰ることができません。
個人面接では、「福岡市立学校教員としての資質や適性等に関する質疑」が行われます。